「息子さんの前庭覚はマックシェークみたいな状態なんです」と言われた件
息子の視力がついに0.02になってしまいました。
黒板の字が見えないと言うので、新しく眼鏡も作りました。
そしたら今度は手元が見えないし、気持ち悪くなるらしくて学校でしか使ってなさそう。
まぁねぇ…その視力ならそうなるか。
私ですら0.04なのにな…T^T
そして乱視でさらに斜視まであるんです。
そこまではもう、私も同じなので遺伝だし…
正直申し訳ないけど仕方ないって、ずーっと思っていました。
でも、やっぱり何かおかしいんです。
いつも身体が傾いていたり、テレビを見ていると左の顔が少し前に寄せていたり。
私には見える線が見えなかったり。
いくつかの眼科にも5〜6年前から通っていますが
「遺伝だしねー
年齢的に近視も進むのは仕方ないねー
斜視もいつもってわけでもないしねー
顔の傾きも本人が見やすいんだろうしねー」
まぁ…そぅか…
専門家がそう言うんだもんな、やっぱり様子を見るしかないんだな…って諦めていました。
そして、小学校の運動会の練習が真っ盛り。
眼鏡は外して組体操とかしないとダメなのが
本人にとっては相当苦痛らしく、コンタクトを使ってみたい!と申告がありました。
去年(5年生)の運動会も同じく組体操には
眼鏡無しで出ましたがそれがやっぱり相当
怖かったって今更話し出してくれます…(遅っ!)
そんな感じでいつも彼は、我慢して、我慢して、めちゃくちゃ我慢して…
本当に無理になるまで、絶対に話してはくれない子なんですよね。
私も今の視力0.04なので、裸眼で人前歩けって
本当に拷問レベルの苦痛だからわかるんだけどね。
演技を見せるどころか、誰の顔も認識できず
下の白線も見えない、ぼんやり色が見えるだけ。
そりゃ、怖いわな。。。
そんなこんなで、6年生の息子にはまだどうかな…と思いながらも、仕方なく眼科でコンタクトの練習を始めました。
ところがですよ!
コンタクトしてもさほど手元は見えないっていうんですよ…
見え方ってさすがに人それぞれだし、私と同じとも限らないし、なんとか対応できないか?と色々探し始めました。
夜中だけレンズを入れる治療なども考えたけど、ここまでの近視、乱視、斜視だからあまり改善の望みも無さそう。
うーーーーーん……
あ、そう言えば前にむっちゃん先生から
目の学校ってのがあるって聞いたことあるなって
ふと思い出した!!
もうね、速攻目の使い方チェックの予約を入れて
約1時間かけていろんな機能のチェックを
してもらいました。
もちろん部屋の片隅でずっと様子を見てました。
アメリカやオーストラリアなど先進諸国では
小学校の入学前にこの目の使い方チェックを
行うんですって!
子どもが正しく目を使えているのかどうかを
子どもが正しく目を使えているのかどうかを
きちんと確認する事って本当に大切だと改めて
気づきました。
そのチェックには、機械を使うもの、プリント、
タングラム、焦点の調整、原始反射チェック等
いろんな角度からしっかりと検査をします。
終了後に、先生からフィードバックをもらうんですが、息子には席を離れてもらって、少し控え目に
検査結果を説明してくれるのですが…
残念ながら、というのか、幸い話が早いというか。
もう原始反射の運動機能チェック辺りから
結果は理解できていました。
あぁ…やっぱり…
あの昔から感じていた違和感はこれだった〜
発達のピラミッドの一番下、原始反射が
めちゃくちゃ残ってるやん…(涙)
息子が赤ちゃんだった頃、まだこの原始反射の
大切さとかまでは私も行き着いてはなくて…
プレスクールを経営するようになって、そこで
子どもたちの発達の偏りとか、不器用さを
どう改善できるかを調べて、調べて…
やーっとここ1〜2年でたどり着いたところ。
また、間に合わなかったこの残念さとやるせなさったらもう、ホント…
言いようがない!!!!
しかも我が子だから余計ね…
先生は私を普通のお母さんだと思って色々と
オブラートに包んでお話しをしてくださって
本当に優しい〜
で、前庭感覚っていうところがあってね…
お母さん、息子さんの前庭覚って、何ていうか
まぁ、マックシェークみたいなもんですよ、って。
それは言い得て妙だわ、しっくりくるわぁ〜と感心しながらも「いやいや、感心してる場合か!」と一人で突っ込み入れながら聞いていました。
つまり目で見た情報が脳に伝わるまでにタイムラグがあるから、身体の方に伝わる時には、その映像がもはや過去の話になっているんですよ。
運転する本人は、危険回避したり、道を考えて運転するけど、同乗者は違うでしょ?
だから車に酔うんですよね。
まぁ、マックシェークも提供したては固くて
チューって吸えないでしょ?そんな感じよね。
そこに確かにあってアクションを起こしてるのに
現実として口に入ってこないあの感じ。
頑張ってるんだけどね、本人は、みたいな。
厳しい現実として、私はやっと長年の違和感が
解消された訳だけど、息子はすでにしんどさを
すでに日々感じている。
しかもそれを、なかなか伝えてはこない子。
私は母として息子に何をしてあげられるのかを
今から考えないと…
日本の中学校に進学を考えていないので
彼が日本に滞在する期間は残り少ないし
今できる最大限の事を模索しながら
やっていきたいと思っています。
今は自分ごとだけど、これもまたこれまでの
経験と同じく必ず誰かの役に立つ!!
そうやって、私の使命はまた一つ増えていくんだわ。
まずは目の前の事から順番に…
この事は、また進展があり次第備忘録も兼ねて
書いていきたいと思っています^ ^
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