いつも体幹をトレーニングしながら遊べるカリキュラムを提案しているのですが、12月ベビートレーニングクラスでは楽器遊びもしたんです^^

基本的に赤ちゃん達にはタンバリンや、卵マラカスなどを使って、身体の中心で楽器を打ち鳴らすことをねらいにするんですが、ふと、これどうかなー？と思って渡してみたのが写真のベルです。

この楽器は金属部分同士がきちんと合わさらないと、きれいな音色は出ないので、ちょっと赤ちゃんには難しい・・・でも写真の彼はとっても上手でびっくりしました！！

しかも力任せではなく、ある程度の力だけでですよ！！

最初はこうやるんだよ、とお手本をしめすとすぐに飛んできて「かして～」と好奇心いっぱいのまなざし。

どうぞと渡したら、さっきのやり方をちゃんと見て、覚えてくれていました。

そっと身体の中心で打ち鳴らしとてもきれいな音色が教室に響きました。。。♪

さて、そんな赤ちゃんの頭の中の戦略はこうです^^

「あれはなんだろう？どうやって使うのかな？」
・・・ここで、お手本をしめしました。

「なるほど、ぼくもやってみたい！」
・・・ここで手を伸ばしたのでどうぞと手渡しました。

「どうやって先生みたいに鳴らそう？
あれ？音が鳴らないな？向きが違うのかな？
叩き合わせる場所かな？」
・・・もう一つのベルでお手本をもう一度しめしました。

「あー、金色同士を合わせるのか！床に片方置くとイマイチ？二つの手を真ん中で合わせるように・・・鳴った！
ママーできたよ！せんせーできたよ！みんなーできたよ！」
・・・嬉しそうに舌をぺろりと出しながら、みんなに披露してくれました♡

身体を動かすためには、見たり聞いたり考えたりしながら、身体の筋肉を微調整もしなくてはいけません。　

その為には、たくさんの情報を脳内で処理しなくちゃだめです。

たかが楽器、かもしれませんが、これも立派な運動能力です。

むやみやたらに振り回しても、床に投げつけても、思ったような音色を奏でることなんてできません。

・・・そんなことが赤ちゃんにわかる？？

子どもの発達・原始反射に特化したい理由