コロナ禍における子育て①マスク越しの表情
真夏のマスクは暑かったけど、真冬は自転車通勤の私にはとって暖かくありがたいアイテムとなりました♡
保育園やプレスクール、ベビートレーニングクラスの時には、このご時世ですからもちろんマスクは着用しています。
特に私はお話の読み聞かせや、手遊び、リトミックが得意なので、カリキュラムによってマスクは使い分けていますよ。
ご家庭内でもマスクをすることも増えているようで、そうなると赤ちゃんや子ども達に表情が伝わりにくいです・・・っていうご相談も増えています。
そうですね。
確かに口元が見えないと、お顔の半分が隠れることになり表情の読み取りがしにくいかもしれません。
知育プレスクールはぐみぃーで、言葉遊びをするとき、子ども達は主に先生の口元を一生懸命に見ようとしています。そんな時は透明のシールドタイプがオススメ。
でも、それ以外のカリキュラムやお話をするときには、意外に普通の口元が隠れるようなマスクでも問題ないことが研究で明らかになっているそう。
こんなことわざ、ご存知ですよね♡
「目は口程に物を言う」
このことわざが教えてくれるように、赤ちゃん達は大人の目をかなりよく見ています。
元々視力が発達していない赤ちゃんには、白・黒・赤などコントラストのはっきりした色が見分けやすいんです。
白と黒はもちろん「目」!そして赤は「唇」です。
特に人の目は白目と黒目のコントラストがとてもはっきりとわかりやすいようにできています。
https://www.huffingtonpost.jp/2014/02/28/polar-bear-cubs-triplets-photos_n_4872428.html
シロクマさん、かわいい~♡
でも黒目しか・・・わからないでしょ?
人の目のコントラストがはっきりしている事で2つのことがわかります。
- 1、視線→「~に対して」
- 2、表現→「どんな気持ち」
「ダイヤのエースをもついかさま師」面白い作品だと思いませんか?
それぞれの人物の視線の先を追う事で色んなストーリーが展開されていきます。
黒目の視線の先を見ることができるようになるのは、おおよそ生後半年頃と言われています。
[視線]+[表情]=社会的参照
といい、赤ちゃんは大人の気持ちや考えをある程度読み解くことができるのです。
ちなみに、口角は意識的に上げることができるので嘘もつけます。
ところが眼輪筋などの目周辺の筋肉は、本当に笑っていないと動きが悪いんですよね~
だからこそのあのことわざ「目は口程に物を言う」なんでしょうね^^
また眉毛の引きあがり方、瞳孔のひらき具合、愁眉筋(みけんのシワ、ね)などからでも得られる情報は多いです。
つまり。
私達大人がマスクをしたとしても、気持ちが伝わらないわけではありません。
少ない情報の中でも、赤ちゃん達はママや先生達の嬉しい気持ち、楽しい気持ち、悲しい気持ち、怒っている気持ち・・・
ちゃーんとわかっていますよ♡
そしてまた、そんな感情は伝染するとも言われています。
それを感情伝染、と言います。
そう~大人の気持ちは子どもに写ルンです(カメラみたい笑!知ってる?)。
色々ストレスもありますが、大丈夫!子どもは結構強いです!
どんな状況にあってもそれなりの順応力をみせてくれるので、それを信じてあげればいいんです♡
今回のお話は、東京大学の遠藤利彦先生からの研修から抜粋いたしました。
有益なお話ありがとうございます^^
知育プレスクールはぐみぃーが運営する【ベビートレーニングクラス】は、生後2ヶ月~1歳半頃までの赤ちゃんとママが一緒に参加できる親子教室です♡
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